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そろばんっ子率、日本屈指 集中力や右脳鍛える 糸島市内に15教室も

2019.08.8

「そろばん学舎 い都の寺子屋」可也教室の夏期講習の様子

 この10年余りの間に、糸島市内のそろばん教室の数は3倍ほど増え、15に。背景には、「脳を鍛える」「集中力を高める」など、そろばん学習を通して身に付く能力が、勉強その他に好影響をもたらす、との保護者の期待があるようだ。8月8日は、そろばんの玉を弾く音「パチ(8)パチ(8)」にちなんで「そろばんの日」。

  ◇    ◇

 「12年前、この辺り(可也地区)にそろばん教室がなかったので、友だちのお子さん1人を週4日見ていたのが最初」と話すのは、「そろばん学舎 い都の寺子屋」の松枝都(みやこ)代表(45)。この12年間で同市内3カ所、福岡市西区3カ所の計6教室に広げた。有段者6人を含む15人のスタッフが約600人の子どもたちを教えている。

 「頭の中にそろばんの玉が浮かぶようになれば、それを使ってすごく速く暗算ができる。いま習っている子にはそこまでいってほしい」とエールを送る。
JR筑前前原駅の北口正面で、「糸島学習塾YES」を開いている米森真一塾長(56)は4年前、学習塾内にフランチャイズの「そろばん塾ピコ」(本部・東京)を設けた。そろばんが右脳を鍛えるという話に興味を持っていたところ、学習塾で教える九大生のほとんどが、ピアノかそろばんの経験があると分かり、そろばん導入のかじを切った。

 昨年、糸島市内に4校目のそろばん塾を開設。「算数が得意になるだけで自信がつき、勉強全体が好きになる」と保育園、幼稚園の年中・年長から始めることを勧めている。

  ◇    ◇

 全国珠算連盟によると、1973年に650万人いた珠算学習人口は、電卓やパソコンの普及などの影響で、2009年に49万人まで落ち込んだ。しかし、そろばんが持つ子どもの能力開発に注目が集まり、幼少期から習わせる動きが広がり、18年には88万人まで伸びたという。

 同連盟の石戸謙一理事長は、人口10万人の糸島市に15教室もあることに驚き、「子どものそろばん学習率が日本屈指の可能性もあり、それをまちおこしにつなげられるのでは」と語った。

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