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入浴料100円値上げ 二丈温泉きららの湯、消費増税に併せ

2019.10.4

1日から入浴料が各100円アップした「きららの湯」の券売機

 糸島市から2年半前に民間会社へ無償譲渡された同市二丈深江の健康増進施設「二丈温泉 きららの湯」が、1日から消費税率引き上げや人件費高騰などを理由に、入浴とプールの1日利用料を一律100円引き上げた。高齢者や家族連れにファンが多いだけに、客足への影響が懸念されるが、運営会社は「施設を良くしていくためであり、ご理解いただきたい」と話している。

 きららの湯は同市唯一の天然温浴施設。運営は配食サービス業の日食システム(松本謙二社長、二丈深江)。

 1日からの入浴料は、4歳~小学生=400円▽中学生以上=660円▽シニア(65歳以上)=平日460円―でそれぞれ100円高くなった。土日祝のシニアは9月まで560円だったが、1日から当面3カ月間は平日と同額の460円。100円値下げした形に。

 同日利用した市内の男性(75)は「消費税分のアップなら10円程度のはず。100円も高くなるなんて…」と憤慨していた。

 今回の値上げ額に対し、共産党市議団は看過できないと訴える。2017年4月の無償譲渡に際し、同市と同社が交わした「負担付贈与契約書」で、施設利用料について「消費税増及び入湯税等による要因を除き、指定開始日から5年間は(中略)金額を維持すること」と明記されおり、「契約違反。同社は施設を市に返還しなくてはならない」と市に申し入れた。

 同市健康増進部の嘉村文枝部長によると、同社から8月上旬、相談があったという。市内部で協議した結果、「人件費高騰や集客につなげる今後の大規模改修に必要な値上げは、契約書の『入湯税等』の『等』に含まれると解釈した。契約違反ではない」との見解を示した。その上で、「万一あの施設が廃止になれば、利用している市民が悲しむ。同社に運営を継続してもらいたい」と語った。

 松本社長は大規模改修の中身を、建物外壁の塗り替え、ガス空調とボイラーの交換などとし、「企業努力を続け、地域のために貢献していきたい」としている。市によると、同社の運営1年目(17年度)のきららの湯の入湯者は約14万6千人、18年度は約14万3千人。

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