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「夢を持つ、は生きる力」 伊都文・ワンマンライブ挑戦 シンガーのスンミさん

2019.10.25

単独ライブで歌うスンミさん=2019年1月、福岡市・中洲のGate′7

12月のライブチラシを手にPRするスンミさん=福岡市西区富士見

 東京から糸島へ移住し、糸島のイベントライブにしばしば登場するシンガー、スンミ(本名・腰純見=こしまさみ)さん(36)=福岡市西区=が12月1日、糸島市の伊都文化会館大ホールでワンマンライブを開く。ワンマンは、福岡市・中洲のライブハウスで2度成功させたが、900人収容の会場は「ビッグチャレンジ。その先の夢のためにも頑張る」と目を輝かせた。

 日本人の父、韓国人の母との間に生まれたスンミさん。幼少期から歌を褒められ、親戚が営むスナックのカラオケで「真夏の夜の夢」(松任谷由実)をおはこにする、「歌うのがただただ好き」な小学生だった。

 思春期になり親に相談できない悩みを抱えたスンミさんは、いろいろな曲の歌詞メッセージに救われたという。高校時代は恋愛で落ち込む親友をカラオケに誘い、「〇〇のためにプリプリ(プリンセス プリンセス)の『M』を歌うわ!」など、自分の歌声を励ましツールにした。アルバイト先で知り合ったドラマーらとバンドを組み、初めて人前で歌ったのも高校生。幼いころから温めてきた「歌手になる夢」は現実の選択肢に。

 だが、親の猛反対で医療系資格の取れる専門学校へ。ひそかにボーカルオーディションを受けまくり、ある芸能事務所に所属。医療関係で働いていた21歳の時、タワーレコード新宿店に「masami」名のマキシシングルが並んだのを見て、跳び上がって喜んだ。

 だが、絶大な信頼を置いていた事務所の社長が急逝。フリーになった。その後、ライブ活動の無期限休止を発表。結婚し出産・子育て…離婚。東日本大震災を機に2016年2月、3歳の長男と2人で知り合いのいない糸島へ移住した。その9カ月後、『亡き社長に恩返ししなきゃ』とライブ活動を再開。

 スンミさんは、西区今津のレストランで毎月開催のイベントへの出演や、JR筑前前原駅の「駅ピアノ」で仲間の演奏に合わせ熱唱するなど、いまは子育てと音楽漬けの日々を送る。

 伊都文ワンマンライブのポスターに、観客目標を800人と書いた。21年11月、東京・日本武道館でワンマンライブを開くと決めており、伊都文をほぼ満席にし、武道館への弾みにする、と思い描く。

 「私の歌手への夢を長年知る大切な人が、病気で元気がない。私が武道館の大舞台に立つという夢をかなえ、『夢を持つことが生きる力になる』と伝えたい。糸島の人たちにも、夢に突き進む私の姿を見てもらい、夢をあきらめかけている人を勇気づけられるかも。これまでお世話になった人たちに、私は声で恩返ししたい」

 伊都文ライブのテーマは「one~繋(つな)ぐ つながる 平和の環(わ)」。午後3時半開演。前売りチケットは中学生以上4千円、小学生千円、未就学児無料。問い合わせは、同市観光協会=092(322)2098。

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