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瀬戸選手、古里の後輩見て大舞台へ闘志 視覚障害者柔道男子66㌔級代表候補

2020.02.14

「波多江柔道スポーツ少年団創立40周年記念大会」に出場する子どもたちの試合を観戦する瀬戸勇次郎さん

 8月25日に開幕する「東京パラリンピック」の視覚障害者柔道男子66㌔級代表の有力候補である、糸島市出身の瀬戸勇次郎選手(20)=福岡教育大2年=が9日、4歳から小学6年まで在籍した「波多江柔道スポーツ少年団」の試合を観戦、自身の原点に立ち返りパラ出場への意欲を高めた。

 訪れたのは、同市志摩初の可也公民館運動室で開かれた「同少年団創立40周年記念大会」。フィギュアスケート女子の五輪銀メダリスト浅田真央さん(29)が、全国各地のパラアスリートに会って応援するNHK・BS1の番組「真央が行く!」の収録も。瀬戸選手は会場外で同少年団の廣川康稔師範(63)=同市柔道協会副会長=とともに、浅田さんからインタビューを受けた。

 先天性の色覚障害があり、弱視の瀬戸さん。同少年団時代を振り返り「乱取りや投げ込み、エビ(寝技の基礎動作)の反復練習など、ただただきつい練習が嫌だった。技が出てないと大声で怒鳴る廣川先生が怖かった」「自分も試合中に泣いていた」などと語り、自らの柔道の原点と明言。

 東京パラの66㌔代表選考は、パラ3連覇を達成しているベテランの藤本聰選手と瀬戸選手の争い。国際視覚障害者スポーツ連盟(IBSA)のワールドランキングのポイントのうち、選考関係分では、瀬戸選手が藤本選手を僅差で上回っている。4月にイギリスで開催のIBSA柔道グランプリでの成績で、2人の出場の明暗がほぼ固まるという。

 いま重点を置いている練習は「得意技の修正点の見直しと海外選手の対策」。具体的には、背負い投げの回転軸のぶれをなくし、相手と組み合う時の引き手を弱めないこと、と話し、日本代表という目標を真っすぐ見詰めた。小学生たちがサインをせがむと、「まだできてないんだよ」と苦笑いを見せ気さくに返した。

 瀬戸選手が登場する「真央が行く!」は、3月中下旬の放送予定。

 

◇        ◇

  「波多江柔道スポ少」40周年大会に300人

技を掛けようとする選手、掛けられまいとする選手とも必死の攻防

団体戦で優勝した篠栗町スポーツ協会柔道部のメンバーら

 1980年1月に設立され、今は小学生ら弫人が糸島市立波多江小体育館で週2〜3回の稽古を積んでいる「波多江柔道スポーツ少年団」(スポ少、代表指導者・波多江智英さん)の「創立40周年記念大会」が9日、同市志摩の可也公民館運動室で開かれ、市内や福岡都市圏の弞団体約300人が参加した。記念大会は創立引周年から節目の5年ごとに開かれ、今回で7回目。市制10周年記念も兼ねた。

 開会式で、同少年団保護者会会長の秋山増美大会会長は「知らない相手との試合は、日ごろの練習成果を生かす絶好のチャンス。自分の技を信じ、一本目指して頑張って」とあいさつ。

 同スポ少6年の谷口大河君は「柔道を行う精神、柔道の技、仲間を大切にする心、いつも支えてくれている方への感謝の気持ちを忘れず、自分の力を精一杯出して試合をすることを誓います」と選手宣誓した。トーナメント方式で、幼年から中学生までの個人戦と、小学生15チームによる団体戦を実施。日頃鍛えた力と技をぶつけ合い、会場は選手や保護者らの熱気に包まれた。

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