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郷土の誇り「糸島の12偉人」 市制10周年で選定、岡部平太氏らも

2020.03.27

美術発展に貢献 松永氏

在野の考古学者 原田大六氏

糸島農業礎築く 友納健氏

更生支援に尽力 甘蔗大吽氏

 糸島市は23日、市制施行10周年記念として「郷土糸島の偉人たち」12人を決めた、と発表した。糸島出身や糸島にゆかりのある故人のうち、歴史に残る立派なことを成し遂げたり、尊敬を集め後世に語り継がれる人を選定。これまでなかった「郷土の偉人」を示すことで、市民の糸島への誇りを高め、郷土愛を深めるのが狙い。

 選定は、公募で集まった32人と、糸島郡誌などから集めた173人の計205人を〝偉人候補〞として準備。選定委員会(委員長・上原康弘糸島新聞社顧問)が今回の12人を選び、市に報告。市が最終決定した。女性も候補者に挙がってはいたが、全員男性。

 市は広報誌「広報いとしま」5月1日号で12人の概要を出した後、詳しく紹介していく。市のホームページなどでも近く発信する。

 12人は次の通り(50音順)。

 《井上俊一氏》 旧長糸村長。主基斎田(すきさいでん)候補地選定を励みに、郷土振興大会を継続。長糸の礎を築いた。

 《大原研介氏》 旧雷山村長。1934年の大干ばつを受け、雷山大溜(ため)池の築造と配水管整備に尽力。

 《岡部平太氏》 近代スポーツの理論化や福岡国体の開催などに尽力。スポーツを通した平和を追求した。

 《甘蔗大吽(かんしゃ・だいうん)氏》 元受刑者の自立更生に努め、約20年間に600人を間接保護、60人を自身の寺に引き取った。

 《友納健氏》 糸島農協初代組合長。糸島郡内14農協と2連合会の合併に尽力、糸島農業の礎を築いた。

 《中村寅太氏》 1947年、衆院議員に初当選し、10期30年務める。運輸大臣、国家公安委員長として入閣。

 《原田新八郎氏》 彫刻家で元日展会員。作品と土地を旧前原町に寄贈、伊都郷土美術館の開設に尽力。

 《原田大六氏》 在野の考古学研究者。平原遺跡の調査団長を務め、内行花文鏡を復元。古代史解明に尽力。

 《増田顕邦(あきくに)氏》 日刊工業新聞社の元社長。藍綬褒章など受章。母校の野北小の校舎改築に私財寄贈。

 《松永※〓は「冠」の「寸」が部首の「りっとう」山(かんざん)氏》 日本画家。日展委員や県美術協会常任理事を歴任。原田新八郎氏と「糸島美術協会」設立。

 《松本三郎氏》 元旭光学工業社長。創設した財団法人松本奨学会は、糸島高生などを対象に奨学生を募集。323人を世話した。

 《吉浦秀次郎氏》 ブラジル渡航後、コーヒーやスイカなどを栽培。農業王となり同国から文化功労章授与。

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