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糸島国際芸術祭1年延期 新型コロナ影響、ネット上で代替企画も

2020.04.9

開催延期を巡りウェブ会議で話し合う「糸島芸農2020」の実行委ら=3月30日、「Studio Kura」

1月末に出来上がっていた今年のチラシ

 糸島市二丈地区で2012年から2年に1度開催され、国内外のアーティストが多数参加するユニークな芸術祭「糸島国際芸術祭2020―糸島芸農」(同実行委主催)が、5月下旬の開催予定を1年程度延期することになった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、全国的にイベントの中止・延期は珍しくない。だが、実行委の会議では「アーティストとしてこの状況の中、ネットを使って何かできないか」とアイデアが次々と出された。

 

 5回目となる今年のテーマは「身体尺度(ヒューマンスケール)」。世界共通のメートル法を採り入れた近代以前の「尺」「反(たん)」などの価値を見直し、「一人ひとりの身体に合った尺度を見つけよう」と提案。5月23、24、30、31の4日間で、作家たちによる映像作品の上映、東京工業大の伊藤亜紗准教授のトーク、アーティストが出す逸品のオークションなど、多彩な内容で展開するはずだった。

 

 3月30日に開かれた実行委らによるウェブ会議には、糸島、福岡両市のメンバー9人が参加。松崎宏史実行委員長(40)が、メインアーティストの美術家・増山士郎さん=イギリス・北アイルランド在住=をはじめ、海外のアーティストのほとんどが海外出国、日本への入国ができず不参加となる状況を説明。「僕的には開催を延期したい」と口火を切った。

 

 他のメンバーから、「中止でなくてほっとした」など反応があった後、話題は焦点の開催時期に。「秋ごろには」「来春では」「コロナの事態が見えてから決めては」などの意見が出て、「1年後の今頃の開催とし、詳細な日程はまだ詰めない」ことに決めた。

 

 実行委の1人で糸島市在住のピアニスト・作曲家の河合拓始さんが「この状況の中、(当初の開催予定日などに)アーティストとして何かできないか、みんなで考えてみたい」と提案。すると、「出展予定の作品を動画にしてネットにアップ」「会場の一つの松末権九郎稲荷神社の動画を上げては」「2㍍ずつ間隔を空けた人同士がたき火を囲む動画、面白くない?」「新しいアマビエ(疫病を鎮めるともされる妖怪)を創ろう」「『コロナ退散』のお札作りはどうかな」など、アイデアが続出。引き続き話し合うことになった。

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