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24年1月オープン目指す 糸島市の新庁舎

2020.08.28

新庁舎の完成予想図

新庁舎などの配置計画=市提供、いずれもイメージ

 およそ3年4カ月後の2024年1月の供用開始を目指す糸島市の新庁舎について、市は25日、基本設計書を発表した。来年度からは新庁舎の建設地となる丸田公園(同市前原西)の遊具などの解体と庁舎敷地の造成工事を計画している。

 現庁舎の本館は、旧前原市役所の本庁舎をそのまま使用。建設から築50年が過ぎて建物や施設の老朽化が進むと同時に、旧二丈、志摩両庁舎の廃止に伴う庁舎機能の現庁舎への集約化により、会議室不足が常態化するなど、手狭となっていた。

 「市新庁舎建設基本設計」によると、新庁舎は地上6階建て。延べ床面積は1万1800平方㍍と、現庁舎の総延床面積の1・3倍程度広くなる。

 1~3階には市民がよく利用する窓口を効率的に配置し、利便性の向上を図る。4階には災害対策本部室(常設化)などの防災機能を集約。防災拠点として、豪雨災害や地震など、あらゆる災害に対応できるようにするため、地下には免震装置を設置し、現在は地下にある機械室を、水害などを想定して新庁舎では最上階(6階)に移す。5階には議場などが入る。

 新庁舎の一番の特長は、1階北側にセミナーやワークショップなどに利用できる多目的ホール「市民ホール」(約190平方㍍)があること。また売店や会議室、授乳室のほか、観光情報などを発信するコーナー「糸島ギャラリー」を設け、土日などの閉庁時にも市民が使えるようにする。

 さらに、庁舎北側の屋外に、市民ホールと連携した「糸島デッキ」(施設の名称は全て仮称)、丸田池公園との間には防災広場を設け、災害時は他市町村や警察などの支援車両を受け入れられるスペースとし、平常時はイベントやお祭りなどができる空間とするなど、「市民の交流拠点となるような機能としたい」(市管財契約課)という。

 市は、新庁舎建設の総事業費を64億9千万円、防災広場などの周辺整備費は2億1千万円と見込む。今後は、2021年度に丸田公園を解体して庁舎敷地として造成工事を行い、22~23年に新庁舎建設工事、23年の年末から24年の年始にかけて新庁舎への引っ越しを行い、同年の年明けの開庁を予定する。24年度には現在の本館の解体工事と外構整備工事を行い、本館跡地は駐車場として整備する。

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