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流木の巨大ハートオブジェ誕生 西浦の駐車場ジハングン

2021.02.25

ジハングンの新オブジェとなるハートの流木アートを製作する姫野さん

 千葉県在住で舞台美術や屋内、屋外の造形美術を手掛けるアーティスト姫野公博さん(40)が、福岡市西区西浦の海岸で流木を使ったハートのオブジェ(高さ3㍍の)制作に取り組んでいる。

 場所はオブジェとしての自動販売機や巨大ブランコが並ぶ大型駐車場のジハングン。車を停めることができるアートスペースとして2018年から福岡市のブルースカイ(貞末真吾社長)が企画運営する、インスタ映えスポットして人気の地。

 姫野さんはジハングン開設時に、流木を使ったアーチ(高さ4㍍、横幅5㍍)を制作。今回、貞末社長のオファーを受け、糸島市志摩野北の友人宅に滞在し、西浦の海岸に毎日通いオブジェを作っている。2月初めに制作に取り掛かったオブジェは、3月初めには完成予定だ。

 これまで海の中道(福岡市東区)の音楽フェスや東京や千葉の飲食店舗など流木を使った作品を数多く手がけてきた姫野さんは、今回出身地の大分県や唐津、糸島の海岸で2週間かけて約1㌧の流木を集めた。砂浜に角材を埋め込み、骨組みを作り、ビスと針金を使って流木を組み合わせていく。

 海岸でのオブジェ制作は自然との闘いだ。姫野さんは「人によってはゴミにしか見えない流木を利用して作品を作ることで、見る人が環境問題に目を向け美意識を持つきっかけになってもらえれば」と願う。

 また、若者に向けてのメッセージとして「新しいものでなく、今あるものや自然素材を使ってものづくりをするきっかけに」と作品に対する思いを語る。

 ベンチに座って夕日を背景に写真を撮ることができる絶好の写真スポットが間もなく完成する。

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