糸島新聞
1917(大正6)年創刊

毎週木曜日発行 購読料 1カ月 900円(税込)1部 225円(税込)
糸島新聞社
福岡県糸島市前原東1-8-17
TEL:092-322-2220
FAX:092-324-5115
itoshin@blue.ocn.ne.jp

ニュース
News List

林さん五輪で活躍  女子バスケ日本代表

2021.08.20

駆け付けた後輩たちとハイタッチをする林選手(左)

 糸島市出身の林咲希選手(26)=ENEOS=が、東京五輪女子バスケットボールに日本代表として初出場した。4強入りを決めたベルギー戦では、残り16秒で逆転の3点シュートを決めるなど、日本初の銀メダル獲得に大きく貢献した。同市出身者の五輪でのメダル獲得は、初めて。

 林選手は、身長173㌢。小2で父豊樹さん(故人)が監督を務めていた雷山ミニバスケットボールクラブでバスケを始め、前原中から精華女子高(福岡市博多区)、白鷗大(栃木県)に進学。現在は強豪のENEOSでプレーしている。

 1次リーグのナイジェリア戦では、得意の3点シュートなどチーム最多の23得点を挙げ、8強入りの原動力に。準々決勝のベルギー戦の最終クオーターでは、83対85と負けている場面で3点シュートを決め、残り16秒で逆転し、チームを救った。

 準決勝のフランス戦では相手が警戒する中、林選手は3点シュートを2本とも成功させるなど、87対71で快勝。決勝のアメリカ戦は75対90で敗れたが、林選手は大会を通じ、計17本の3点シュートを決める活躍だった。

 13日、糸島市役所を訪れた林選手には、糸島農協や糸島漁協から糸島牛や米、マダイなどの産品が贈られた。

 林さんは、父豊樹さんに「銀メダル、取ったよ」と報告したといい、「不安なときも、父なら思いっきりやれと背中を押してくれたと思う。父の支えを感じられたからこそ、うまく切り替えられて、楽しくプレーすることができた」などと支えてくれた人たちへの感謝の言葉を述べ、3年後のパリ五輪には「まずは目の前の目標に向けて頑張ることを忘れず、日々進歩したい」と語った。

 自宅のテレビで豊樹さんの遺影とともに見守ったという母幸子さんは「無観客だけどお父さん(豊樹さん)はいいよね。絶対会場で見ているよねと話していた。監督やチームメートの皆さんに助けられ、不調のときものびのびプレーすることができたと思う」と話していた。

ニュース一覧