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フードドライブでつながる JA糸島女性部が活動開始

2021.10.8

野北の畑にブロッコリー苗を植える女性部員ら

いとしまこども食堂ほっこりに農産物などの食品を提供するJA糸島女性部長廣川さん(左)

子ども食堂にも野菜や米、「家の光」などの提供を行った

 JA糸島女性部(廣川芳子部長、約4200人)は、今月から食品ロスの削減や生活困窮者支援活動につなげたいと女性部の組織力を生かした「フードドライブ活動」を始めた。コロナ禍でできなかった食育に関する女性部活動を再び活発化させようという意味合いでもある。

 部員たちから余分に在庫している自宅の食品を提供してもらい、地区部長らがJA糸島の食育研修センターいきいき(糸島市志摩小富士)に持ち込んで集約。集まった食品は市内のフードバンク団体を通じ、生活支援団体に届けたり、市内の子ども食堂の活動に使ってもらったりする。

 1日には活動の第1弾として「いとしまこども食堂 ほっこり」に米10㌔やキュウリ、オクラ、サツマイモなどの野菜やそうめんなどを届けた。野菜を使った料理方法も学んでもらいたいと「家の光」や「ちゃぐりん」の書籍も届けた。この書籍提供は毎月行われる。
 
 「フードドライブ活動」始動に先立ち、9月24日には、女性部長ら役員や食農部の部員が集まって、志摩野北の畑に250本のブロッコリー苗を植えた。

 この活動を発案し、関係機関との調整にあたりスタートにこぎつけたJA糸島営農企画課の岡﨑伸子係長は「この活動で産直にも出せない野菜や、自家消費で多すぎるものを部員に提供してもらい、子どもたちに渡して『あの時のあの野菜おいしかったね』と言ってもらえるようなJA糸島と糸島野菜のファンづくりにもつなげたい」と考える。

 廣川部長(61)は「糸島の実態を学び、活動していきたい。地元の野菜を地元の人に食べてもらうという農家だからできる取り組みを継続していきたい。女性部の思いが一つになれるはず」と期待を込める。

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