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学生服をつなごう、リユース広まれ さくらや九州糸島店が活動開始
2022.02.4

「ツナグ回収BOX」が設置されたマルコーバリュー」で新見さん(左)ら
中学校や高校などを卒業して不用になった学生服、体操服を再利用しようという取り組みが、糸島市内でスタートした。学生服リユースshop「さくらや九州糸島店」(糸島市波多江駅南)が「ツナグ回収BOX」を市内スーパーなどに設置し回収、リユース品として再生、販売している。
同店代表の新里京子さん(48)は「現状は、もったいないけど捨てたと言う人が多い。リユース品は新入生だけでなくサイズが合わなくなった在校生にも役立つはず。ぜひ後輩たちのために協力して」と呼び掛けている。
新里さんは昨年、学生服のリユース店を全国展開している「さくらや」の活動に参加し、「保護者の負担軽減につながるように」と幼稚園、保育園から高校までの学生服や体操服などの回収を始めた。
回収後の学生服などから氏名の刺しゅう取りなどを就労支援施設に依頼、クリーニングしてリユース品として再生、販売する。
現在、回収BOXを設置しているのは、同市波多江駅北のスーパー「マルコーバリュー」と、福岡市西区今宿の松田知子皮ふ科医院など。随時設置協力店募集している。
新里さんは「『欲しい』との問い合わせは多く寄せられるが、在庫が足りない現状で、子育て世帯への支援として活動の輪を広げたい」と話す。
さくらや九州糸島店では出張買い取りも行っている。問い合わせは同店=070(8405)8376。