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高祖山で山開きイベント 山頂で記念の特製木札
2022.05.13

怡土の山にのぼろう会のメンバーと参加者ら
糸島市と福岡市の境にあり、奈良時代には怡土城、鎌倉時代には高祖城があった「高祖山」(標高416㍍)で5日、山開きがあり、多くの登山客でにぎわった。
怡土城は8世紀、新羅(しらぎ)との関係悪化を背景に、大宰府を守る西の拠点として築かれた。高祖城は13世紀、国衆(くにしゅう、在地の有力領主)原田氏が築城。高祖山には、第1から第5までの望楼跡を巡るコースなどがあり、山歩きをしながら、歴史探訪が楽しめるロマン溢れる登山コースが人気を得ている。
参加者らは、髙祖神社から数分の登山口から一ノ坂礎石郡を過ぎ、輝く新緑などを楽しみながら怡土平野などが一望できる山頂を目指した。
山頂では、主催のボランティアグループ「怡土の山にのぼろう会」のメンバーらから甘酒が振る舞われ、同神社のヒノキで作られた限定の登頂記念木札が手渡された。木製のフォトフレームやストラップが当たる抽選会も開かれた。