昭和の糸島 #404

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小中学校で七夕揮毫大会 昭和29年7月

小中学校で七夕揮毫大会の様子

 糸島郡の教職員組合文化部が、毎年行っている小学生児童と中学校生徒を対象にした「七夕揮毫(きごう)大会」が7日に実施された。

 大会には今年から小学三年生以下は鉛筆(硬筆)で参加したこともあり、郡内全体で約一万五千人の小中学生が習字の腕を競った。作品数が多かったため、審査は郡内を四地区に分けて二日間にわたって行われたという。

 当時は、書道が盛んに行われていて、正月には本社が主催している小中学生の「席上揮毫大会」にも多くの児童生徒が参加したという。

 昭和30年1月23日、前原小学校講堂を会場に開かれた「第3回糸島郡小中学生書き方大会」は、参加希望者が多かったために事前に作品を提出してもらって、選考することになり、三千点近い応募作品の中から選出され六百人が出場し、腕を競った。

 小学生団体では前原小が三年連続優勝、二位は福吉小、三位一貴山小。中学校は中央中(現在の前原中)が優勝、二位福吉中、三位元岡中だった。

七夕揮毫(きごう)大会の新聞記事
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