アーティスト 大川 博

脊振山地の西側にそびえる二丈岳を遠望する杉林。ここには、植えられたばかりのみずみずしい苗杉、空へ向かって伸びる若杉、そして長い歳月を経て、山の風景としてなじんだ杉林があります。
人の手によって植えられた苗木は、天から降る雨を受け、朝霧に包まれ、太陽と月の光を浴びて若杉となり、若杉は人の手入れを受けながら大木となり、大木は新たな世代へとその命をつないでいきます。変わらないために、生まれ変わり続けていく杉林。古来、日本人が大切にしてきた「常若(とこわか)」の心が刻まれています。

(アーティスト・大川博)
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大阪で育ち、京都で学び、東京で働く。縁あって、糸島の風景を描く。アート(視覚)、オーディオ(聴覚)、アロマ(嗅覚)を融合化し、没入感をより深める作品を、毎年個展で発表。
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