【糸島市】玄界灘の絶景と地元食材の宿

姉子の浜前「THE SHIKAKA」開業

 玄界灘を望む絶景と地元食材を生かしたおもてなしを提供する宿泊施設「THE SHIKAKA」が11日、糸島市二丈鹿家の姉子の浜前にオープンした。運営するのは、県内を中心にレストランや宿泊施設、ワイナリー事業などを展開するぶどうの樹グループ。地域の食と自然の魅力を発信する新たな拠点として注目を集めそうだ。

姉子の浜目の前に建つ宿泊施設

 歩くたびに音が鳴る「鳴き砂」で知られる姉子の浜を目の前にした敷地には、落ち着いた色合いの一棟貸し宿泊棟11棟が並ぶ。海側の8棟は全室海に面しており、キッチンやリビング、浴室から玄界灘とそこに浮かぶ姫島を一望できる。ウッドデッキにサウナを備えた棟やペットと宿泊できる棟もあり、家族連れからグループ利用まで幅広いニーズに対応する。

 滞在の大きな魅力の一つが「食の時間」。海を望むカウンター席を備えた本館ダイニングでは、目の前に広がる景色を楽しみながら、職人が握る寿司や鉄板焼きを味わうことができる。寿司ネタには、すぐそばの福吉漁港で水揚げされた魚介類を積極的に使用。自社醸造ワインとのペアリングなど、同グループならではの食のネットワークを生かした多彩な食体験を提供する。

 オープンに先立って開かれた地元向け内覧会では、生産者から「こんな形で料理として提供してもらえるなら協力したい」との声も寄せられたという。

 おもてなしコンシェルジュの大堂卓哉さんは「地元の生産者や漁業者とのつながりを少しずつ広げながら、糸島の食材の魅力を最大限に引き出したおもてなしを提供したい」と話す。

 時間とともに表情を変える海や空、夕日に染まる水平線。糸島の豊かな自然と食の魅力を五感で味わえる新たなスポットが誕生した。

 問い合わせ=092(326)5051。

糸島新聞社ホームページに地域情報満載)

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