【糸島市】花手水と奉祝幟奉納

「祝う会」とJA花卉部会   —桜井神社—

 櫻井神社では10月28日、「櫻井神社・髙祖神社 国重要文化財指定を市民で祝う会」(田中信彦実行委員長)とJA糸島花卉(かき)部会(髙宮康弘部会長)による糸島花手水(はなてみず)と奉祝幟(のぼり)の奉納式があった。

花手水に見入る(左から)髙宮部会長、外山宮司、田中実行委員長

 花手水は、同部会が「県内有数の花の生産地である糸島産の花々で心を癒してもらおう」と2年前から行い、市内の神社の手水鉢に彩り豊かに花を浮かべている。今回は両神社の国重文指定を受け、祝う会の記念事業の一つとして実施。30日まで両神社をはじめ、19の神社で、それぞれに期間を決めて催している。奉祝幟は市内の公共施設や協力店などで約400本を順次掲げる

 月形祐二市長や、祝う会、花卉部会の関係者などが出席した奉納式で、外山穰也宮司は「参拝や観光で訪れる人たちに、お応えすべく努めていきます。こうした形の催しを行ってもらい、お礼申し上げます」とあいさつ。田中実行委員長は「地域や関係者の長年にわたる保存活動が実を結んで指定となった。いろんな催しをし、みんなでお祝いをしたい」と話し、髙宮部会長は「重要文化財の指定は市民として誇りに思っています。みんなで盛り上げるとともに、花手水を風物詩として根付かせていきたい」とお祝いを述べた。

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