【糸島市】櫻井神社宮司 昇格の奉祝祭

神職最高位の「浄階」に

 櫻井神社では、国の重要文化財指定を祝うとともに、同神社の外山穰也(みのる)宮司が、神職の最高位にあたる「浄階」と身分一級を神社本庁から授与されたことを祝う奉祝祭が行われた。市内の神社の宮司ら12人が禰宜の声に合わせ大祓詞(おおはらえことば)を唱え、外山宮司が祝詞を奏上した。地元の代表らが玉串を奉納し、拝殿は厳かな雰囲気に包まれた。

 祭典後は福岡市西区の山水荘で、記念式典が開かれ、月形祐二市長から外山宮司へ国指定重要文化財指定書が手渡された。続いて、県神社庁の西高辻信良庁長ら来賓が祝辞を述べ、お祝いに駆け付けた120人の参加者で祝う会は盛大に行われた。

 外山宮司は1969年から4年間宮島の厳島神社で奉職、福岡市博多区の住吉神社を経て、85年同神社宮司となった。神職としての仕事だけではなく、積極的な地域貢献活動が認められ、今回の栄誉となった

外山宮司を囲んで記念写真
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