深江校区、地域の担い手に
糸島市の二丈中学校グラウンドで10月22日、第45回深江校区体育祭が4年ぶりに行われた。大縄跳びや綱引き、自主防災リレーなどさまざまな年代が楽しめる種目を通して、多くの地域住民が参加し交流を深めた。
同校区のやよい野行政区では、ベトナムから来日し市内の企業で働く20代から30代の技能実習生4人が選手として参加した。二人三脚ボール蹴りや綱引きに出場したヂャン・ヴァン・タンさん(24)は「少し疲れたけれど楽しかった」とはにかんだ笑顔を見せた。
同行政区は12チーム中7位という結果。「彼らがいなかったらもっと下だったかも」という苦笑いや「来年は練習をして参加しようね」との提案の声も上がった。
スマホの翻訳機能を駆使してコミュニケーションを深める吉村友彦区長は「言葉の壁がありながらも、環境美化にも気持ちよく参加してくれて、感心させられます」と話した。