旧庁舎今月解体工事へ

前原市職員OBが見学

糸島市役所の旧庁舎の解体工事が、今月中旬から始まる。工期は7月までの予定。市は、旧庁舎と第1、2別館の解体後、今年11月から来年3月まで、旧庁舎跡地への駐車場(約95台分)建設など外構工事を計画。同年6月には、新庁舎北側の防災広場の建設に着工する

 1日には、旧前原市の退職職員でつくる前原市OBの会(田中岩雄会長)の会員が旧庁舎を見学し、思い出に浸った=写真。

 旧庁舎は、前原町役場として1970年、完成。92年の市制施行に伴って前原市役所となり2010年、志摩町、二丈町との糸島1市2町合併によって糸島市役所となった。建築から半世紀以上が経過し、老朽化などから建て替えが決まり、新庁舎が今年1月4日、開庁した。

 解体工事が始まると立ち入りができなくなるため、市が旧庁舎で長年勤めた同会の会員に呼びかけ、見学会の機会を設けた。

 この日は、同会会員約20人が参加。1階から3階までを見て回り、「私はこの席に長いこと座ってたなあ」「ここが議場やね。見納めしておこう」「この部屋で辞令交付式があったよね」「あのころはまだ、職員で宿直してたよなあ」と、思い出話に花を咲かせた。

 参加者は新庁舎も見学し、副市長室では旧庁舎の地下室から見つかったという前原町役場しゅん工当時の町長や職員らの名前が書かれた木板(縦190センチ、横24センチ、厚さ2・5センチ)を懐かしそうに眺めていた。

 同会の竹原一三副会長は「役所には40年務めたが、何もかも懐かしい思い出の一ページ」と目を細め、新庁舎には「最新鋭の庁舎と聞いている。住民サービスの充実と、防災の中核となることを期待しています」と語った。

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