前原南小で児童と前原中生 元気に

Good morning! 英語であいさつ運動

 「Good morning!(おはようございます)」「Nice smile♪(いい笑顔)」。糸島市の前原南小では、1月22日から26日をイングリッシュウィークとし、5、6年生が所属するイングリッシュ委員会のメンバーと地域貢献活動の一環として前原中学校の生徒が、校門で英語を使って朝のあいさつ運動を行った。

絵解き・ボランティアで集まった卒業生も一緒に声をかけた

 小雪舞う中、寒さに背を丸めて登校していた児童らは、明るく呼びかけられると、はにかんだ笑顔を見せたり、手をあげるなど身振りを加えたりしながら、英語であいさつを返した。

 中学生と並んであいさつをした6年の瀬戸口奈桜委員長は「英語を使うと気分が上がる気がする」と笑顔。同委員会を担当する竹下静香教諭も「日本語だとおじぎの動作で下を向くが、英語は手を振るなどの動作も加わり、明るくなる」と楽しんだ。

 2020年に新学習指導要領が改訂され、小学校3年からの外国語活動(35単位時間/年)、高学年の教科化(70単位時間/年)の全面実施が始まった。 同小では1、2年生も年間8時間程度を使って、外国語活動を実施する。

 毎週水曜はイングリッシュデイとし、授業のあいさつや廊下ですれ違う際も「Hello!(こんにちは)」など声をかけ合う。給食の時間の放送では、英語と日本語を使いクイズやトークを行っている。

 全校児童の様子をみる竹下教諭は「外国語に抵抗が少ない年齢から自然と英語が耳に入り、身近で英語を使う環境となってきている。教師も外国語の授業をしないといけない時代。努力して英語で話す姿を見せています」と快活に話した。

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