うるう保育園と瑠璃幼稚園卒園式
糸島市潤のうるう保育園(波多江靜香園長)と瑠璃幼稚園(波多江教雄園長)の卒園式が20日、新しくなった瑠璃幼稚園のホールで初めて行われた。保育園児35人、幼稚園児36人が、小学校への期待を胸に笑顔で巣立った。
両園長から卒園証書が一人一人に手渡され、礼儀正しく受け取った園児たち。教雄園長は式辞で、みんな元気に卒園できることに感謝しようと「“ありがとう”を言いましょう」と呼びかけた。園児たちは周りのお友だち、後方の保護者らに向かい、大きな声で「ありがとう」と思いを伝え合った。
卒園児代表の6人は、楽しかった園生活を振り返り「たくさんの思い出があるうるう保育園、瑠璃幼稚園を忘れません」と別れの手紙を読み上げた。
式の最後には、園児、職員、保護者らが火をともしたろうそくをもつ儀式「光の輪」を行った。一本一本のろうそくが放つあたたかな灯りが、ホール全体を包んでいた。
瑠璃幼稚園は昨年9月、新園舎が完成し、移転。木のぬくもりや木目の美しさを生かした建築が評価され、本年度の「第10回福岡県木造・木質化建築賞」の特別賞を受賞している。