糸島署
ニセ電話詐欺の被害を未然に防いだとして、糸島署は1日、西日本シティ銀行糸島支店の古河那菜美さん(29)と、セブンイレブン前原波多江店の春原愛香さん(44)の2人に、同署で感謝状を贈った=写真。

同署などによると、3月31日の午後2時ごろ、同支店に「投資金を一部解約したい」と70代の男性が訪れた。対応した古河さんは、男性がSNSで「偉い先生」と女性との3人のグループチャットをしており「投資信託よりも金の方が儲かる。今のマイナス分を取り戻せる」と話すのを不審に感じ、粘り強く説得して警察へ通報。
4月3日の昼前には、セブンイレブン前原波多江店で、70代の女性が「パソコンのウイルスを除去するためにプリペイドカードが必要」と6万円分の購入を申し出た。春原さんは、パソコンから警告音が出たという女性の言葉からサポート詐欺を疑い、店長と連携して女性を落ち着かせ、警察へ連絡した。
贈呈式で、小山田真也署長から感謝状を手渡された2人は「自分たちの言葉を受け入れてもらえたからこそ、被害を防ぐことができた。何事もなくて本当に良かった」とほっと胸をなでおろしていた。同署生活安全課の新井貴洋課長は「犯人を信じ込んでいる人に声をかけるのは勇気がいることだが、皆さまの協力こそが被害を水際で防ぐ鍵。なかなか納得されない方がいらっしゃったら、すぐに警察へ連絡してほしい」と、今後の協力と警戒を改めて呼びかけていた。
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