【糸島市】「舞鶴祭」熱気に包まれ

クラス展示や部活の模擬店

 福岡舞鶴高校・福岡舞鶴誠和中学校で10月25日、「舞鶴祭」が開催された。テーマは「『跳躍』~挑戦と感動~」。クラス展示や部活動による模擬店、体育館アリーナでのアトラクション、中庭でのミニライブなどが行われ、多くの来場者でにぎわい、校内は熱気に包まれた。

 実行委員長の濱澄海(すかい)さん(高2)は、全体の統括を担いながら各部門の調整に奔走した。今年は例年木製だった入場門を金属素材に変更。初の試みに苦労も多かったが、「門が完成した瞬間は感動でした。実行委員を通して新しい友達もでき、充実した時間になりました」と振り返る。

乗るたびに歓声が上がっていた手づくりのコーヒーカップ

 クラス展示では、お化け屋敷や縁日など、どのクラスも趣向を凝らした企画を披露。2年7組はミニアトラクション「コーヒーカップ」を手づくりし、設計から調整までを1週間で仕上げた。「クラスのみんなと力を合わせて作り上げる過程がとても楽しかった。たくさんのお客さんが来てくれてうれしい」と生徒たちは声を弾ませた。糸島市から訪れた中学生は「手づくり感があって、遊園地では味わえない楽しさがありました。高校生が優しく声をかけてくれた」と笑顔を見せた。

 校内は元気いっぱいの生徒たちの声で盛り上がり、協力して作り上げたクラス展示や模擬店、国際交流などの特別展示、ダンスや花いけバトルなど、校内のあらゆる場所で生徒たちは「跳躍」を体現していた。来場者も若いエネルギーに触れた一日となった。 

(地域特派員・柳詰紘子)

糸島新聞社ホームページに地域情報満載)

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