園芸– category –
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【糸島市】ドクター古藤の園芸塾Vol.99(12/6号掲載)
落ち葉のすごさ 自然界の落ち葉は乾燥していることに加えて、生葉に含まれていた光合成タンパク質や、ビタミン、ミネラルなどの成分がほとんど含まれていないため、直接的に植物の栄養源としては質的にはかなり低下していますが、動物の死骸やフンなどと... -
【糸島市】ドクター古藤の園芸塾Vol.98(11/22号掲載)
落葉と寒肥 この時期になるとカキやナシ、ブドウなどの落葉果樹、サクラやサルスベリなどの落葉樹の葉が色を変えて落ちてきます。モミジは真っ赤、イチョウは真っ黄色と、鮮やかな葉もじゅうたんのようにびっしりと地面を覆います。では、なぜ、木々は葉を... -
【糸島市】ドクター古藤の園芸塾Vol.97(11/15号掲載)
課題の手作り堆肥 9月20日付のこのコーナーで、私が取り組む課題解決にクズ対策を掲載させていただきました。クズの抑制対策は今後の課題として、まずは刈り取ったクズから栄養豊富な優良な堆肥ができないか、また完成した堆肥から良好な土作りができ... -
【糸島市】ドクター古藤の園芸塾Vol.96(11/8号掲載)
タマネギ栽培スタート ここ数年、プロの生産者も家庭菜園の方も、共通して話されるのがタマネギ栽培問題。「このごろのタマネギは、いっちょん玉の太ら~ん」「軒下にぶら下げとっても、すぐ腐って、ボトボト落ちて使い物ならんばい。おまけに臭かっちゃん... -
【糸島市】ドクター古藤の園芸塾Vol.95(11/1号掲載)
ベランダ菜園のポイント 糸島新聞社で連載の機会をいただいているおかげで、たくさんの方から「新聞よみよ~ばい」「参考にしよ~ばい」など、うれしいお言葉をいただき、励みになります。 その中で、マンションにお住まいの方から「少ないスペースで... -
【糸島市】ドクター古藤の園芸塾Vol.94(10/25号掲載)
青空勉強会「地域生き物調査」 糸島市新田で13日、「新田をよくする会」による地域生き物調査が開催されました。参加は、子供さんたちを含め約40人。農林水産省の交付金を受け、地域と共同して農地・農業用水などの保全管理と、農村環境の保全向上を行... -
【糸島市】ドクター古藤の園芸塾Vol.93(10/18号掲載)
タンポポの巧みな生き方 前回に続き、雑草の不思議な世界を紹介します。取り上げるのは、おとなしく育ってくれるタイプ。ほかの植物と競争を避けるため、とても巧みな生き方をしています。詳しく知ると、雑草に対する見方が変わってくると思いますよ。 ... -
【糸島市】ドクター古藤の園芸塾Vol.92(10/11号掲載)
雑草の不思議な世界 自然豊かな緑の中にも、雑草という厄介ものは結構いるものです。しかし、その厄介ものもあまりにも繁殖が旺盛で、我々人間が困り果てる雑草が存在するし、頭が良くて、すごい生き物だと感心させられる雑草も存在します。今回は、普段... -
【糸島市】ドクター古藤の園芸塾Vol.91(10/4号掲載)
クズの葉の有効利用に挑戦 9月20日付けのコーナーで、クズによる森林環境の変化について触れ、クズとの共存を宿題としました。何度失敗を繰り返しても、問題解決に挑むのは地域を思う気持ちから。生育調査や土壌の研究、講演のため、福岡、佐賀両県の... -
【糸島市】ドクター古藤の園芸塾Vol.90(9/27号掲載)
タマネギ栽培について 近年は、タマネギ栽培についてのご質問が多く寄せられます。苗の流通が始まるのは、おおむね11月に入ってからですが、貯蔵性を求める品種は今から種まきが本格化してきます。そこで、栽培に関しての情報発信と留意点をご紹介します... -
【糸島市】ドクター古藤の園芸塾Vol.89(9/20号掲載)
クズとの共存を宿題に 皆さんも、日常生活の中で、こうありたいとかこうしたいなどの課題や宿題をお持ちと思います。個人的には、家族のこと、健康や将来のことなどたくさんありますね。私もいろいろ課題がありますが、その中で、地域のことについては、... -
【糸島市】ドクター古藤の園芸塾Vol.88(9/13号掲載)
秋冬野菜栽培のQ&A 今回も、JA福岡市東部女性部栽培講習会開催の際にいただいた、栽培に関するたくさんのご質問の中から、回答をいたします。 Q ブロッコリー、カリフラワーが小さくて、なかなか大きく育ったものが収穫できない。 A 秋冬野菜... -
【糸島市】ドクター古藤の園芸塾Vol.87(9/6号掲載)
「原因あっての結果です」 4月より新しい会社に入社後も、おかげさまで各地のたくさんのJAや直売所出荷者さん向けの栽培講習会や研修会の講師としてお呼びいただき、新しい栽培情報など発信させていただいております。8月28日にはJA福岡市東部女性... -
【糸島市】ドクター古藤の園芸塾Vol.86(8/30号掲載)
夏の農作業の敵 私も含め、近年の農作業を難しくしているのが、異常な高温と雑草の生育スピードの速さ。稲を栽培していると畦畔(けいはん)や河川の土手などの「草刈り」作業は欠かせません。 昔の夏は、今のように35度を超えるような気温は、まれ... -
【糸島市】ドクター古藤の園芸塾Vol.85(8/23号掲載)
漬物事情 お盆を過ぎてもなかなか涼しくなりませんね。8月22日は農業暦で「処暑」。暑さが峠を越え、少しずつ和らぐ頃で、秋の気配を感じられる時期を指していますが、温暖化が進んでいるのでしょうね。 私の30年前の園芸作業は、秋バレイショや...