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【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
今週号で紹介している福岡市西区の飯盛神社で催された「鎧着初(よろいきぞ)めの式」。還暦の祝いをする儀式で、これまで何度も取材し、その度に、大将の鎧兜(よろいかぶと)をつけた参加者たちの威厳に満ちた姿に接し、とても感心させられたものだった... -
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【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
「あなたが車を一台持っていて、一生その車にしか乗れないと仮定しよう」。米国の著名な投資家、ウォーレン・バフェットさんがこんなふうに切り出した言葉がある。「バフェットの教訓」(メアリー・バフェット、デビッド・クラーク著、徳間書店)に収録さ... -
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【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
「いつもチャリをこいで、田んぼ道を爆走しているんです」。糸島が舞台の一つとなるNHKの連続テレビ小説「おむすび」の取材会が糸島市役所であった。記者会見した出演者のみなさんの話は、一言一言味わいがあり、ドラマの世界へどんどん引き込まれて... -
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【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
起きたことはすべて最高、起きなかったこともすべて最高ー。さまざまな寓話(ぐうわ)を取り上げ、それを解説して人生の道しるべとする戸田智弘さんの著書「座右の寓話」を読んでいると、こんな言葉に出合った。いろんな経験をこれからしていく新社会人... -
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【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
天下人はどんな境地でお茶を点てていたのだろうかー。豊臣秀吉が朝鮮出兵の拠点として築いた名護屋城(佐賀県唐津市)にあった草庵茶室が復元されたというので、同市の県立名護屋城博物館に出かけた▼草庵茶室があったのは、秀吉が日常生活を送った同城の... -
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【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
「汽車を待つ君の横でぼくは」-。若者たちが進学や就職で古里から旅立つ季節。どこか寂しげな駅のホームに立ち、都会へ続く鉄路を眺めていると、伊勢正三さんが作詞作曲した名曲「なごり雪」が頭をよぎった。そして、この曲から着想を得たという故大林宣... -
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【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
新型コロナウイルス感染が落ち着き、インバウンド(訪日客)が回復する中、あらためて「サステナブル・ツーリズム(持続可能な観光)」が重要視されている。地域が持つ本来の自然環境や文化に配慮した観光地づくりを行い、住民と観光客が共に潤うことを... -
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【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
まさに、自由闊達(かったつ)という言葉がぴったりとくる。九州国立博物館で今月末まで開かれている江戸時代の天才絵師、長沢芦雪の特別展。前期の3日まで公開された芦雪の代表作「虎図襖(とらずふすま)」を鑑賞したとき、思わず笑みがこぼれた。無... -
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《糸島新聞連載コラム まち角》
やはり、そこに描かれているのは、この世のものを焼き尽くす炎であろう。強烈な熱と光を放つ火炎には残忍で非情ないくつもの目。化け物たちが暴れまわっている…。糸島市のアトリエでおもに夏場を過ごし、昨年6月に亡くなった洋画家、野見山暁治さんの大作... -
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【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
野鳥録音家の田中良介さんが執筆した連載「糸島の野鳥だより」が先週号で最終回を迎えた。糸島に生息したり、立ち寄ったりする野鳥を優しく見つめ、その鳴き声を紹介する文章にいつもいやされた。野鳥愛好家の國友靖彦さんには生命力あふれる鳥たちの写... -
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【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
テレビアニメ「宇宙戦艦ヤマト」の一作目が放送されて今年で50年。膨大なエネルギーを砲身に溜め込み一気に発射する波動砲、宇宙空間のひずみを利用し瞬間移動するワープ…。無限の宇宙を舞台にした壮大なSF作品は当時、小学生だった少年にとっても斬新... -
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【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
400年に渡り受け継がれてきた能登半島の里山の原風景にも、最大震度7を観測した地震は大きな爪痕を残した。西日本新聞が1月29日付朝刊で伝えた石川県輪島市の「白米(しろよね)千枚田」の惨状。日本海に面した急傾斜に広がる棚田として知られる... -
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【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
アジアから欧州にまたがる大帝国を築いたモンゴルの大軍が博多湾に攻め寄せてきた文永の役から今年で750年となる。この節目を機に、蒙古(もうこ)襲来の史跡が各地に残る福岡市西区では、西区自治協議会が地域の歴史を次世代につなげていこうと、各... -
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【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
今年のNHKの大河ドラマ「光る君へ」。戦国時代や明治維新など激動の時代の人間模様を描くイメージがある大河ドラマだが、今回は貴族による摂関政治全盛の平安中期が舞台。主人公は、源氏物語の作者の紫式部だ。ただ、みやびやかな貴族社会も、その裏... -
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【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
「電話しても一緒やから」「一つずつしかできない。現実やから仕方ないね」。西日本新聞が6日に報じた能登半島地震で家屋が押しつぶされた被災現場。家族が家の下敷きになっている男性が、諦めたように語る言葉が心に突き刺さった。男性は消防に50回...