コラムまち角– tag –
-
新聞記事
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
水田に水が張られ、壮大な水鏡が一望できる季節になった。車での通勤中、深江から一貴山校区にかけて広がる田園地帯を抜ける時、雷山の青々とした山容がわき立つ夏雲とともに、雄大に水田に映るさまは、なんとも清々しい▼水鏡といえば、南米ボリビアのウユ... -
新聞記事
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》美しい殻をもつタコ
糸島市二丈の福井海岸で「タコブネ」を見つけたという話が本紙14日号の「『おむすび』にエール‼」で触れられていたのを読み、思わず懐かしさがこみあげてきた。アンモナイトをイメージさせる、らせん状の殻をもつが、実はタコの一種。記事では、殻からニ... -
新聞記事
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》泉重千代さんの長寿の教え
初夏の夜の晩酌は楽しい。自宅庭の草木が勢いよく茂っていくにつれ、虫の音も聞こえるようになってきた。窓を開け、さわやかな風を感じながら、夏の雰囲気を演出する沖縄出身のアコースティックバンド、ビギンの曲を流す。ほろ酔い気分になりながら、ある... -
新聞記事
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》王イズム脈々と
「20対0」。車で帰宅中、ラジオのスイッチを入れた途端、いきなり飛び込んできたナイター中継のアナウンサーの声。5月21日、みずほペイペイドームであったソフトバンク対楽天戦。何が起きたのかと思って聞くと、ソフトバンクが圧倒的な展開で、5... -
新聞記事
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
「糸島はすごい。アートの力で、その魅力を世界の人たちに知ってもらいたい」。本紙で4月から毎月1回掲載している風景画連載「糸島八景」を手掛けるアーティスト、大川博さん。今年の年明け早々、東京から糸島の友人を訪ねてきたとき、糸島で出合った... -
新聞記事
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
糸島市が大切な舞台の一つとなるNHKの連続テレビ小説「おむすび」。今秋から放送されるドラマを応援しようと、本紙で連載している「『おむすび』にエール‼」では、そのタイトルにちなんで、地域特派員がお米やご飯にまつわるさまざまな話題も取り上げて... -
新聞記事
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ地区への攻撃に抗議するデモが全米の大学で相次いでいる。攻撃により多数の民間人が犠牲なる悲惨さに心を痛め、団結して反戦の意思を示す。そのデモに対し、警察官が突入し、学生たちを拘束するという事態が起き、... -
新聞記事
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
今週号で紹介している福岡市西区の飯盛神社で催された「鎧着初(よろいきぞ)めの式」。還暦の祝いをする儀式で、これまで何度も取材し、その度に、大将の鎧兜(よろいかぶと)をつけた参加者たちの威厳に満ちた姿に接し、とても感心させられたものだった... -
新聞記事
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
「あなたが車を一台持っていて、一生その車にしか乗れないと仮定しよう」。米国の著名な投資家、ウォーレン・バフェットさんがこんなふうに切り出した言葉がある。「バフェットの教訓」(メアリー・バフェット、デビッド・クラーク著、徳間書店)に収録さ... -
新聞記事
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
「いつもチャリをこいで、田んぼ道を爆走しているんです」。糸島が舞台の一つとなるNHKの連続テレビ小説「おむすび」の取材会が糸島市役所であった。記者会見した出演者のみなさんの話は、一言一言味わいがあり、ドラマの世界へどんどん引き込まれて... -
新聞記事
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
起きたことはすべて最高、起きなかったこともすべて最高ー。さまざまな寓話(ぐうわ)を取り上げ、それを解説して人生の道しるべとする戸田智弘さんの著書「座右の寓話」を読んでいると、こんな言葉に出合った。いろんな経験をこれからしていく新社会人... -
新聞記事
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
天下人はどんな境地でお茶を点てていたのだろうかー。豊臣秀吉が朝鮮出兵の拠点として築いた名護屋城(佐賀県唐津市)にあった草庵茶室が復元されたというので、同市の県立名護屋城博物館に出かけた▼草庵茶室があったのは、秀吉が日常生活を送った同城の... -
新聞記事
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
「汽車を待つ君の横でぼくは」-。若者たちが進学や就職で古里から旅立つ季節。どこか寂しげな駅のホームに立ち、都会へ続く鉄路を眺めていると、伊勢正三さんが作詞作曲した名曲「なごり雪」が頭をよぎった。そして、この曲から着想を得たという故大林宣... -
新聞記事
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
新型コロナウイルス感染が落ち着き、インバウンド(訪日客)が回復する中、あらためて「サステナブル・ツーリズム(持続可能な観光)」が重要視されている。地域が持つ本来の自然環境や文化に配慮した観光地づくりを行い、住民と観光客が共に潤うことを... -
新聞記事
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
まさに、自由闊達(かったつ)という言葉がぴったりとくる。九州国立博物館で今月末まで開かれている江戸時代の天才絵師、長沢芦雪の特別展。前期の3日まで公開された芦雪の代表作「虎図襖(とらずふすま)」を鑑賞したとき、思わず笑みがこぼれた。無...