コラムまち角– tag –
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新聞記事
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
糸島出身者をはじめ、日本勢の活躍に沸くパリ五輪も、いよいよ終盤。メダリストたちが表彰式で見せる晴れやかな笑顔がいくつも浮かんでくる。印象に残っている一つが馬術総合団体で、銅メダルを獲得した4人。肩を組み白い歯をこぼす様子が報じられた。平... -
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【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》幸せの本質とは
のどかな水田が広がる先に、たおやかな稜線を描く脊振山地の峰々。その姿を眺めたとき、輪郭線を描かず絵の具の濃淡で表現する朦朧体(もうろうたい)の日本画を見ているような気持ちになったものだ。だが、よく空気が澄んだ朝、その山並みを目にしたとき... -
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【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》自然との対話
自然と対話をして、心地いい一日が始まる。早朝から自宅の庭で勢いよく鳴くセミの声を耳にして目覚めた時、夏がいつものように巡って来たことに感謝する。実は、春にも似た感覚になるときがある。鳥たちが日の出とともに、一斉にさえずり出すのだ。専門家... -
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【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》水のパワーに感謝
暑くなると、休日の楽しみにしているのが佐賀市の山あいにある温泉での湯あみ。浴槽の床面にある湧き出し口から、体温ほどのぬるめの温泉がこんこんと流れ出し、心ゆくまで清らかな温泉に身を浸す。心身がすっかりと癒やされたとき、透き通った水がもつ... -
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【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
紙幣のデザインが約20年ぶりに刷新された。1万円札の新しい肖像は「日本の資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一。新聞に載った新紙幣の写真を眺めながら、お金にまつわるさまざまな思い出を呼び戻してみた。ただ、深く記憶に刻まれているのは、お金を稼ぐ... -
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【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
淡い紅色をした扇のような姿の花がいくつも咲いているさまを見て、思わず極楽浄土を思い浮かべた。本紙の今週号の「いとしま旬百景」で紹介されているネムノキ。梅雨空の下、明るく咲き誇る花に、不浄である泥の中から茎を伸ばし、清浄な花を咲かせる極楽... -
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【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
水田に水が張られ、壮大な水鏡が一望できる季節になった。車での通勤中、深江から一貴山校区にかけて広がる田園地帯を抜ける時、雷山の青々とした山容がわき立つ夏雲とともに、雄大に水田に映るさまは、なんとも清々しい▼水鏡といえば、南米ボリビアのウユ... -
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【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》美しい殻をもつタコ
糸島市二丈の福井海岸で「タコブネ」を見つけたという話が本紙14日号の「『おむすび』にエール‼」で触れられていたのを読み、思わず懐かしさがこみあげてきた。アンモナイトをイメージさせる、らせん状の殻をもつが、実はタコの一種。記事では、殻からニ... -
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【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》泉重千代さんの長寿の教え
初夏の夜の晩酌は楽しい。自宅庭の草木が勢いよく茂っていくにつれ、虫の音も聞こえるようになってきた。窓を開け、さわやかな風を感じながら、夏の雰囲気を演出する沖縄出身のアコースティックバンド、ビギンの曲を流す。ほろ酔い気分になりながら、ある... -
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【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》王イズム脈々と
「20対0」。車で帰宅中、ラジオのスイッチを入れた途端、いきなり飛び込んできたナイター中継のアナウンサーの声。5月21日、みずほペイペイドームであったソフトバンク対楽天戦。何が起きたのかと思って聞くと、ソフトバンクが圧倒的な展開で、5... -
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【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
「糸島はすごい。アートの力で、その魅力を世界の人たちに知ってもらいたい」。本紙で4月から毎月1回掲載している風景画連載「糸島八景」を手掛けるアーティスト、大川博さん。今年の年明け早々、東京から糸島の友人を訪ねてきたとき、糸島で出合った... -
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【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
糸島市が大切な舞台の一つとなるNHKの連続テレビ小説「おむすび」。今秋から放送されるドラマを応援しようと、本紙で連載している「『おむすび』にエール‼」では、そのタイトルにちなんで、地域特派員がお米やご飯にまつわるさまざまな話題も取り上げて... -
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【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ地区への攻撃に抗議するデモが全米の大学で相次いでいる。攻撃により多数の民間人が犠牲なる悲惨さに心を痛め、団結して反戦の意思を示す。そのデモに対し、警察官が突入し、学生たちを拘束するという事態が起き、... -
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【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
今週号で紹介している福岡市西区の飯盛神社で催された「鎧着初(よろいきぞ)めの式」。還暦の祝いをする儀式で、これまで何度も取材し、その度に、大将の鎧兜(よろいかぶと)をつけた参加者たちの威厳に満ちた姿に接し、とても感心させられたものだった... -
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【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
「あなたが車を一台持っていて、一生その車にしか乗れないと仮定しよう」。米国の著名な投資家、ウォーレン・バフェットさんがこんなふうに切り出した言葉がある。「バフェットの教訓」(メアリー・バフェット、デビッド・クラーク著、徳間書店)に収録さ...