桜野ホープス卒団式/5人がチーム巣立つ

 小学生野球チームの桜野ホープスが1月28日、糸島市志摩の桜井自治会館で卒団式を開き、1年間チームを引っ張った6年生5人を送り出した。

 卒団したのは、柴田海希(みずき)キャプテンと三苫鈴桜(れお)副主将、榎田琥珀(こはく)選手、高田紗彩(さあや)選手、宗雅姫(みやび)選手。最近2年間は式典のみだったが、今年は3年ぶりに親子試合や祝賀会も開催することができた。

 保護者会の高田亮会長は「今シーズンは、桜野ホープス40周年記念試合の志摩大会で、プレッシャーの中、見事優勝。また10年ぶりの県大会出場と、とても良い成績を収め、保護者にとってもとても良い思い出となった。私も桜野ホープスの卒団生であり、西﨑監督とは私の弟の時代から約30年、息子も娘も、本当にお世話になりました」と涙ながらに語った。

 西﨑一雄監督は「今期はリーグ戦4位、会長旗準優勝、県大会出場、志摩大会優勝、教育長杯ベスト8という素晴らしい成績を残した。これからの野球人生の中で苦しく厳しい時もあると思うが、楽しかった時を思い出しながら、野球が好きという気持ちを忘れずに頑張って。好きだからこそ乗り越えられるし、目標に向かって頑張っていけると思う」と言葉を贈った。

 柴田主将は「新6年生は新主将を中心に、一人一人が最高学年の自覚をもって頑張って。3年生と1年生の2人は低学年試合が出来るよう、たくさん友達を誘って」と期待を込めた。

 藤野偉央(いお)新主将は「上手くいかない時に声をかけてくれたり、教えてくれたり、チーム全員を助けてもらった。来期は優勝旗を一つでも持って帰って来られるよう頑張ります」と決意を新たにした。

桜野ホープスを卒団する選手たち
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