ハマボウの群生地では草刈りも
ラブアース・クリーンアップ2025
市民・企業・行政が協力し、海岸や河川などの一斉清掃を行う地域環境美化活動「ラブアース・クリーンアップ2025」が8日、糸島市内8カ所の会場で実施された。

会場の一つである泉川周辺では、来月に見ごろを迎えるハマボウの群生地が広がる。日頃から草刈りや清掃活動に取り組む「泉川はまぼうの会」のメンバーを中心に、約25人のボランティアが集まり、土手沿いのごみ拾いを行った。
河川敷には発泡スチロールや空き缶、ごみ袋などが打ち上げられており、回収されたごみは10袋に及んだ。ごみ拾いの後、メンバーたちは、ハマボウをより美しく観賞できるよう、群生地に生い茂る草やハマボウに絡み付いたカズラを丁寧に刈り取り、汗を流した。
「今年も例年通り美しい花が楽しめそう。見頃は6月末から7月初めの短い期間。ぜひ足を運び、明るい黄色のハマボウの花から元気をもらってほしい」と笑顔で語った。
同市二丈の深江海岸では、本イベントに合わせて、海岸清掃の終わった深江海水浴場で「うみべのプレーパーク」(アーツいとしま主催)を同時開催した。海と松林で自由に遊べる遊び場で、穴を掘ったり、砂まみれで転げまわったり、子どもたちはのびのびと自然と戯れた。

(糸島新聞社ホームページに地域情報満載)