NHKの連続テレビ小説「おむすび」のロケ地となった糸島農業高。エキストラとして参加した同高書道部の生徒たちに、撮影の感想や普段の部活動について話を聞いた。
「親戚や近所の人から『映ってたね!』と声をかけられて驚いた」と笑みをこぼす部員たち。副部長の山﨑叶愛(とあ)さん(2年)は、自身が手掛けた作品がドラマに登場したことを振り返り、「撮影用に特別大きな紙に書いた。大きな字でのびのびと書けて楽しかったです」と話す。
書道の魅力について部員たちに尋ねると、「みんなで一緒に作品を書くのが楽しい」「自分の決めた字を、バランスを工夫しながら書くのが楽しい」などさまざま。画数の少ない字が好きな人もいれば、多い字が好きという人もおり、書道の楽しみ方は十人十色だ。けれど共通するのは「字を書くことが楽しい」「もっと上手になりたい」という情熱。その思いが皆の生き生きとした表情から伝わってきた。
=糸島新聞ホームページ「おむすびにエール‼」のコーナーに朝ドラ関連記事掲載
(地域特派員・榮鮎子)