みなさん、糸島市志摩の物産直売所、JF糸島「志摩の四季」にある「志摩の海鮮丼屋」をご存じですか? 糸島産の魚しか使わない海鮮丼として、休日ともなると長蛇の列ができるほどの人気店です。店内には糸島でとれる魚とその漁法が一目で分かる「地魚曼荼羅(まんだら)」ポスターが展示してあります。5月解禁の「吾智(ごち)網漁」など、魚の種類や時期、場所によってさまざまな漁が行われていることがこの曼荼羅で理解できます。吾智網漁は糸島を代表する伝統的な漁法で、玄界灘の鯛漁として現在でも盛んに行われています。

曼荼羅では、麦が色づく5~6月においしい「麦わらイサキ」のように、四季折々の風景から食材を思い出す工夫も凝らしています。この曼荼羅は「糸島の地魚に興味を持ち食べてほしい」という願いを込めて制作されたそうです。現代は、旬や季節を感じにくくなりました。この曼荼羅や旬の食材をきっかけに、四季のある日本だからこそ生まれた食文化にもっと興味を持ってほしいです。そして、このすばらしい食文化を未来の子どもたちへと継承できるように、私たち消費者は地魚をたくさん食べて漁師さんたちを応援したいですね。
取材協力:地魚BANK 馬淵崇様
(すごくからだにやさしい®食育協会代表・浦川恵子)
(糸島新聞社ホームページに地域情報満載)

