昭和の糸島#414

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芥屋で歓迎ゴルフ大会  昭和40年7月

昭和39年11月、糸島で初の大型観光施設として、九州志摩カントリークラブ・芥屋ゴルフ場(現在の芥屋ゴルフ倶楽部・糸島市志摩芥屋)が完成、11月11日に多くの関係者が参列して落成祝賀会が開かれ、同月15日に開場した。

 当時、五億円という巨費を投じて造られたゴルフ場は、海や山など自然を生かした眺望が素晴らしい上に、クラブハウスも豪華でプレーヤーだけでなく多くの人たちを驚かせた。

 開場翌年の昭和40年7月24日には、地元のゴルフ愛好家たちが、関東などで企業家として活躍している糸島出身の松本三郎氏、峰貫一氏、有田春夫氏を招いて「糸島懇親ゴルフ会歓迎試合」を開催した。

 当日は三氏を含む十五人が出場、青空の下、真新しいグリーンで自然や美しい景色を眺めながらプレーを楽しんだ。また、競技の後には参加者のほかに関係者も交えて和やかな歓迎パーティーも開かれ、完成したばかりの素晴らしいゴルフ場で、懐かしい郷土の話に花が咲いた。成績は①吉浦嘉盛氏②荒川利夫氏③赤間辰美氏だった。

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