アーティスト 大川 博

――光と空気が織りなす、糸島の「呼吸」を飾る
背振山系の高台「ハロ展望台」から望む、糸島のパノラマ 。眼下には、収穫を控えた黄金色の麦畑、みずみずしい野菜畑、そして植えられたばかりの早苗が、まるで大地に織り込まれた色彩豊かなモザイクのように広がっています 。
その先には、糸島の象徴である可也山(かやさん)が悠然と佇み、遠く玄界灘が静かな光を湛えています 。
「麦秋」とは、麦の実る初夏の季節のこと 。本作は、固定された一枚の風景を描いたものではありません。黎明から黄昏、そして星降る夜まで。刻一刻と変化する光と空気の移ろいを捉えた、いわば「生きている風景」の連作です 。一日の光の変化をたどることは、糸島という土地の呼吸に耳を澄ませる体験でもあります 。

(アーティスト・大川博)
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大阪で育ち、京都で学び、東京で働く。縁あって、糸島の風景を描く。アート(視覚)、オーディオ(聴覚)、アロマ(嗅覚)を融合化し、没入感をより深める作品を、毎年個展で発表。
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