福吉生まれの音楽集団 ー15日開催ー
糸島市二丈の福吉校区で産声を上げた福吉ミュージックメイト(FMM)が15日、創立30周年を記念した「福吉春のコンサート」を同校区コミュニティセンターで開催する。
1996年、福吉中に吹奏楽部がなかったことをきっかけに「地元の子どもたちに生の音楽を身近に」と発足。Uターンしたサックス奏者でプロミュージシャンの吉村孝文さんを指導者に迎え、福吉公民館でクラリネット、フルート、サックスの大人3人で歩み始めた。校区文化祭での演奏をきっかけに小中学生が興味を持ち、世代を超えて参加者が増加。翌年の福吉小学校創立100周年で初の本格的なステージを踏んだ。

地域の支援や寄付で楽器をそろえ、初心者やブランクのある人、趣味で楽しみたい人など、校区内にとどまらず市内各地や福岡市西区から通う人も受け入れながら活動を続けてきた。これまで介護施設や病院、高齢者サロン、子ども向けイベントなどで演奏を重ね、現在は小学生から70代までの30人が世代を超えて活動している。
創立当初からのメンバーで代表の諸岡晴美さん(68)は「まずは40周年に向け、今活動している子たちが続けてくれたらうれしい。世代をつなぎながら、自分も足を引っ張らないよう続けたい」と思いを込める。同校区への移住を機にメンバーとなった瀬﨑敏博さん(74)はベース担当。「老いとの戦い」と笑いながらも「80歳までは、指が動く限り仲間と楽しみたい。音楽の灯を守り続けられたら」と語る。

当日は男性6人によるジャズ、若手女性8人のアンサンブル、全員合奏など多彩な演目を予定。創立当初の楽曲も披露する。「かつて小学生だったメンバーが今はバンドマスターとして皆を引っ張ってくれている。ぜひ会場で聴いてほしい」と来場を呼び掛けている。
(糸島新聞社ホームページに地域情報満載)
