【糸島市】前原山笠 7年ぶり2日間開催

24、25日 新たな形式で伝統継承

 糸島市の前原地域に夏の訪れを告げる伝統行事「前原山笠」が24、25日の2日間にわたり開かれる。新型コロナウィルス禍を機に、24日の行事は途絶えていたが、前原名店街を山笠が往復する行程で7年ぶりに復活。昨年発足した前原山笠振興会(瀬戸章治会長)が中心となり、新たな形で伝統を受け継ぐ。

糸島出身の書家・小川啓華さん寄贈の書をあしらった手ぬぐいと今年のポスターを持つ役員ら

 前原山笠は、前原地域11町のうち9町が大人山笠や子ども山笠を出し、勢(きお)い水を浴びながら勇壮に街を駆け抜ける伝統行事。コロナ禍前は24日に火伏地蔵尊、25日に老松神社へ山笠を奉納する2日間の日程で行われていたが、3年間の中止を経て再開後は25日のみの開催となっていた。

 今回復活する24日の火伏地蔵尊奉納は、従来とは異なる形で実施する。11町の大人の有志がそれぞれの町の法被姿で火伏地蔵尊に集まり参拝。その後、北本町詰所へ移動し、北本町の山笠を舁(か)いて前原名店街を駆け抜ける。約30人の舁き手に加え、同数程度の交代要員が色とりどりの法被をまとい、一つの山笠を力を合わせて舁く。

 前原山笠振興会は「24日は有志による奉納のため、どの町の大人でも参加できる。子どもたちに大人だけの勇壮な巡行を見てもらい、山笠への憧れや参加したいという気持ちにつながれば」と期待を寄せる。

 24日は午後2時半から巡行が始まる。25日は老松神社境内で出発式を行う。同2時半からの巡行は従来の糸島警察署前から、西へ約200メートル離れた奥小児科前へスタート地点を変更する。

糸島新聞社ホームページに地域情報満載)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

1917(大正6)年の創刊以来、郷土の皆様とともに歩み続ける地域に密着したニュースを発信しています。

目次