【糸島市】健やかな成長願い 赤ちゃん土俵入り

泣いたり笑ったり —飯盛神社—

 福岡市西区飯盛の飯盛神社(牛尾秀司宮司)で8月31日、子どもの無病息災を願う「赤ちゃんの土俵入り」があった。立春から210日過ぎた台風の多い時期、「風神に負けない元気な子に育ってほしい」との祈りを込めて催されている。

 福岡市相撲連盟の力士が境内にある土俵で、化粧まわしにねじり鉢巻き姿の赤ちゃんを次々と抱え上げ四股を踏んだ=写真。赤ちゃんたちは、大きな力士を見上げ、思わず泣きだしたり、笑みを浮かべたりと、さまざまな表情を見せ、土俵を通して土の神様から健康に過ごせる力を授かった。土俵入りした同市西区の深海昴遥(すばる)ちゃんの父親、耕嗣さんは「たくましく育ってくれることを望んでいます」と話していた。

五穀豊穣を祈願 風止め相撲披露 —大祖神社—

 糸島市志摩芥屋の大祖神社(小金丸正比古宮司)で1日、台風被害から農作物を守り、五穀豊穣を祈願する伝統行事「風止め相撲」が行われた。生まれてから最初の9月1日(八朔(はっさく)、旧暦8月1日)を祝う祭りも合わせて行われ、化粧まわしに紅白の鉢巻きをした生後1年未満の赤ちゃんのかわいらしい土俵入りも披露された。

 お神酒と塩で四方を清めた土俵で、まわし姿の地域の青年4人が、6人の赤ちゃんを抱きあげ土俵入りすると、元気な泣き声が周囲に響いた。「泣いたら強くなる。しっかり泣かせなーよ」と声がかかり、地域の人や両親は子どもたちの健やかな成長を一緒に願った。

 数年前東京から市内に移住してきたという4人家族は、次男の成瑠くんの八朔のお祝いにと参加。「大泣きをせず思ったリアクションではなかったけれど、今日は貴重な経験になった」と笑顔を見せた。

 最後には、おもちゃやお菓子が鈴なりにぶら下げられた笹が土俵に立てられ、集まった子どもたちはおもちゃやお菓子を取る「短冊とり」に歓声をあげた。

まわし姿の地域の青年と土俵入りし泣き声をあげる赤ちゃん
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