【糸島市】芥屋野営場の予約 11日からスタート

 糸島市は、公共のキャンプ場「芥屋野営場」(同市志摩)の予約受け付けを、11日から開始する。営業期間は、7月11日から9月1日までの予定。同野営場は芥屋海水浴場や、海が見渡せる立石山にも近く、市ブランド政策課は「この夏は、自然に囲まれた芥屋でキャンプを」とアピールしている=写真。

 同施設は、15区画のテントサイトと、簡易宿泊施設としてバンガロー5棟も備えている。営業期間中は、管理棟には管理人が常駐しており、施設の維持管理や利用者対応を行っている。

 利用料金は宿泊の場合、清掃協力料として1人1日あたり、中学生以上1,030円(小学生780円)と、小学生以上は宿泊税200円が別途必要。日帰りの場合は、小学生以上520円。また、テントやキャンプ用品の備品貸出サービスも実施。バンガロー(6人用)は1棟1日につき3,140円、テントは10人用が3,140円など。調理器具は、バーベキューセット(1台1日1,030円)をはじめ、飯ごう(1個1回200円)、鍋(同300円)など。

 2017年度(営業60日間)には2,000人を超えた利用者が、23年度(同53日間)は146人まで減少。同課は「20、21年とコロナ禍で休業したのに加え、周辺地域に相次いでオープンしたグランピング施設や車中泊施設など、より快適な設備を備えた民間キャンプ場との競合があるとみられる」と分析。

 「エアコンもシャワーも自動販売機も売店もないが、だからこそ本格的なキャンプが楽しめる。家族連れはもちろん、ソロキャンパーにも最適。波の音をBGMに満天の星空を仰ぎ、火を起こしてのんびり料理を楽しむ。そんなゆったりと流れる時間を堪能してみませんか」(同課)とPRしている。

 11日午前9時から電話で、先着順で受け付ける。時間は平日午前9時から午後5時まで。
予約・問い合わせは芥屋野営場(092-328-2116)まで。

糸島新聞社ホームページに地域情報満載)

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