ファンへ感謝 一体のステージ
グローカルホテル糸島ディナーショー
元宝塚歌劇団月組トップスター、真琴つばささんのアコースティックディナーショーが14日、糸島市泊のグローカルホテル糸島で開かれた。芸能活動40周年の節目を今年迎えた真琴さん。これまでの人生を振り返りながら、ファンへの感謝の気持ちを込め、ピアノとバイオリンの音色と共に、深みのある魅力的な歌声を響かせた＝写真。
青い羽の鳥をイメージさせるドレス姿で登場した真琴さんは、梅雨の季節に、晴れやかな気分にさせてくれるパリの華やかな歌をメドレー。続いて「大阪・関西万博」会場のホールで開かれた宝塚OGによるスペシャルショーステージで披露した「愛の讃歌」を、思いを込めて歌い上げ、真琴さんが尊敬する「シャンソンの女王」と呼ばれた故越路吹雪さんの姿と重ね合わせて聞き入る人もいた。
宝塚時代の曲も披露し、歌劇「ベルサイユのばら」の「愛あればこそ」を熱唱。また、会場の雰囲気に合わせ、予定にはなかった「また逢（あ）う日まで」を観客と一緒になって歌ったり、ステージから何度も客席におりてテーブルを巡ったりするエンターテイメント性抜群のショーに、終始、大きな拍手が起きていた。
（糸島新聞社ホームページに地域情報満載）
