糸島市末永に美しいオスのキジが現れ、集落で評判になっている。
住民の松田しげ子さんによると、初めてキジの姿を見たのは昨年12月11日。朝昼、毎日のように現れ、とても人に馴れた様子だという。キジは、近いうちに幸運が起こることを告げてくれる鳥。「きーちゃん」と呼び、毎日の来訪を楽しみにしている。
キジは、「来たよー」と言わんばかりに「キーキー」と鳴き声をたてたり、松田さんが出かけようと車に乗り込むと、見送りに来たりする。
目の周りの赤色、羽毛の青緑色など、目にも鮮やかな美しさに癒されると、近所でも話題に。キジは末永かいわいの家に訪れ、「くーちゃん」などそれぞれの呼び名で親しまれている。
松田さんは「以前、小屋に猿が住み着いたことはあるけど、キジが来るのは初めて」と話す。今年はキジをお供にしたがえて、節分の鬼退治といきましょうか。