妙現寺で祈願祭
糸島市二丈福井の妙現寺で11日、「節分厄払い開運祈願祭」が行われた。たくさんの参拝者が集まり、今年一年の開運を祈った。
参拝者が持ち寄った正月飾りや古いお札を焼く「お焚き上げ」に始まり、寒風吹きすさぶ中で行われた水行では、大塚英胤住職ら3人が頭から冷たい水をかぶりながら経を唱え、身を清めた=写真。
水行の後は「良縁に恵まれる」といわれる紙垂(しで)を、参拝者が四方を囲む縄から取り外し、分け合って持ち帰った。
開運祈願法要は本堂で行われ、大塚住職らが福豆や紅白の餅をまいた。幸運にも当たり番号が入った福豆の袋を拾った人には、福袋や米などが贈られた。参加した男性は「今年も一年、いいことがありそうな気がします」と穏やかな笑顔を浮かべていた。