新聞記事– category –
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いとしま伝説の時代
糸島の干拓事業 幽心地蔵の写真 糸島地域における干拓事業は、天正年間から明治初期までの約三百年の間に行われました。最古の干拓は、天正一八(一五九〇)年の僧、龍念による龍念開(現在の志摩津和崎近辺)といわれ、江戸時代(元和年間~嘉永年間)... -
【糸島市】未来へつなげ野枝
没後100年でフェス 座談会や講演、講談 女性解放運動家で糸島郡今宿村(福岡市西区)出身の伊藤野枝(1895-1923)の没後100年となった15、16日、「伊藤野枝100年フェスティバル」(伊藤野枝100年プロジェクト主催)が福岡市西区... -
昭和の糸島#429
【糸島一の大しめ縄 昭和35年8月】 志摩村桜井の海岸にある奇岩「二見ケ浦」は、与土妃宮の御神霊がこもっているとして、昔は黒田藩主によってしめ縄が張られ、毎年盛大な祭りが行われていたと伝わるが、道路も整備されておらず訪れる人もなく、時... -
《糸島新聞連載コラム まち角》
日本で稲作が始った太古の昔、実りの季節の田は黄金色ではなく、赤く鮮やかに輝いていたのであろう。古代から伝わる赤米と、現代のもち米をかけ合わせた二丈赤米が頭(こうべ)を垂れる糸島市二丈吉井の広大な水田。そよ風に揺れるその光景を眺めている... -
【糸島】中山間地域の課題取材
SDGs探検隊 瑞梅寺の井上さんに聞く 糸島市の児童や生徒、大学生が持続可能な開発目標(SDGs)に取り組む市内の人たちを取材し動画にまとめて発信する「いとしまSDGs再発見プロジェクト事業」の探検隊メンバーが16日、同市の瑞梅寺行政区を... -
【糸島】巨大メロン収穫
加布里の鍋嶋さん 糸島市加布里の鍋嶋政文さん(74)宅の畑に大きなメロンがなり=写真、近所でも評判になっている。 収獲したメロンは「おてがるロジたん」という品種で、直径約30センチ、重さは6キロを超える。鍋嶋さんは「いつもできるのは1... -
【糸島】子の無病息災願い 赤ちゃん土俵入り
飯盛神社 福岡市西区飯盛の飯盛神社(牛尾秀司宮司)で10日、子どもの無病息災を願う「赤ちゃんの土俵入り」があった。福岡市相撲連盟の力士が境内にある土俵で、化粧まわしにねじり鉢巻き姿の赤ちゃんを次々と抱え上げ四股を踏んだ=写真。 土俵を... -
ママライターの『糸島で見ぃつけた!』 —「麦パン」リニューアル—
天然酵母にこだわり 糸島市の志摩中学校すぐそばにある「フレッシュベーカリー 麦パン」が世代交代しリニューアルオープンした。同店は2022年8月31日にいったん閉店し、店舗を改装。2代目として石郷敏明さん(31)が受け継ぎ、同年11月に営... -
昭和の糸島#428
【深江中学校の移転計画 昭和28年5月】 昭和27年1月、糸島地方事務所林務課が16日から2月15日までの一カ月間「木炭生産合理化運動」を実施した。この運動は、糸島地区に入ってくる県外産の木炭に対抗できる良質の木炭生産増強の指導を行う... -
【糸島市】伊藤野枝と糸島❻女性解放運動家 没後100年
関東大震災と野枝一家 「天変地異が起りさうだ」。1923(大正12)年8月、作家芥川龍之介は、そう会う人ごとに言いました。その年、真夏にも関わらず、なぜか藤や山吹などの花が乱れ咲いているのを見て芥川はそう言ったのでした(「大震雑記」)。 ... -
ママライターの『糸島で見ぃつけた!』 —一杯のコーヒーからジャンル超え集う場—
糸島市野北の交差点近くに店を構えるタリアコーヒーは、自家焙煎でフレッシュな味わいのコーヒーが評判の店だ。 サーフィンやツーリング、スケートボードなどさまざまな遊びを趣味にしている「遊びニスト」たちが集う。店内で雑貨の販売やレンタサイク... -
281頭を育成、無償貸与
九州盲導犬協会創立40周年 糸島市東の九州盲導犬協会(中村博文理事長)が創立40周年を迎えた。九州唯一の国家公安委員会指定の盲導犬訓練施設で、盲導犬を希望する視覚障がい者にこれまで281頭を無償で貸与してきた。24日には同協会総合訓練セン... -
【糸島】犬もハッピー、利用者もハッピーになるように
のどかな丘陵地にある九州盲導犬協会の総合訓練センターでは、現在16頭の訓練犬が日々トレーニングを重ねている。敷地内の犬舎に訓練士の鶴丸茉実さん(21)が顔を見せると、1歳4カ月のチェロは飛び跳ね、大喜びの様子。引き綱をつけて外に出ると... -
【糸島】九州盲導犬協会 中村博文理事長インタビュー
一緒にいるという心強さが前に進んでいく勇気を与えてくれる 「良質な盲導犬を一日も早く一頭でも多く」をモットーに、視覚障がい者に盲導犬の無償貸与ができるよう40年前に設立された九州盲導犬協会。中村博文理事長に、さまざまな団体や企業、個人の... -
【糸島】設立時にLCが支援
活動の先駆けに 任意団体として1981年にスタートした九州盲導犬協会の初代理事長は正金相互銀行(現福岡中央銀行)相談役の鶴喜代二氏で、88年にその後任となったのが同相互銀行取締役を務めた経歴のある緒方豊吉氏。緒方氏は福岡舞鶴ライオンズク...