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ママライターの『糸島で見ぃつけた!』 —故郷に思いはせ育てたバナナが5年目に結実—
23年前、インドネシアから嫁いできたノサ・ハルマディアさん(47)=福岡市西区田尻=が庭で育てたバナナが、この夏初めて実をつけた。 庭のバナナとノサさん 「故郷の景色が見たい」とこれまで何度も栽培を試みたが、枯れるなどしてうまく育たな... -
地域住民「共助」で災害備え
池田南行政区 発生リスク減へ河川清掃 地域みんなの助け合いで災害に備えていこう-。瑞梅寺川(池田川)が流れる糸島市の池田南行政区では、住民参加による河川清掃を行い、水害発生のリスクを減らす活動をしている。台風シーズンが到来する中、住民が... -
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
9月16日の没後100年が迫り、その生き方に関心が集まる伊藤野枝。本紙でも今週号で、福岡市総合図書館で開催中のトピック展示を取り上げ、野枝の生涯を追った。展示を見ていると、野枝自身の言葉に触れてみたいとの思いに駆られ、野枝の創作や評論... -
昭和の糸島#425
【糸島の海は釣り客ばかり 昭和36年9月】 玄界灘に突き出し、長い海岸線を誇る糸島半島には、地元だけでなく昔から釣りを楽しみに訪れる人が多い。 夏の海水浴シーズンを終えたばかりの糸島の海岸線には、ひと息つくまもなく海水浴客に代わって釣... -
5年ぶり盆綱引き 150人が笑顔で交流 ー大入地区ー
糸島市二丈の大入地区で15日、お盆の伝統行事である「盆綱引き」(市指定無形民俗文化財)が行われた。台風やコロナの影響が重なり5年ぶりの開催。移住してきて初めて参加する新しい地域住民や、帰省してきた懐かしい顔ぶれなど約150人が参加し、... -
【糸島市】伊藤野枝の書簡や作品展示
福岡市総合図書館 波乱の生涯紹介 女性解放運動家で糸島郡今宿村(現福岡市西区今宿)出身の伊藤野枝(1895-1923)が9月16日で没後100年となるのに合わせ、野枝の書簡・作品を通し、その鮮烈な生きざまをたどるトピック展示が福岡市早良... -
人の血を吸うネコノミ 糸島で被害が増加中
医師注意呼びかけ 屋外でネコノミに吸血されたことによるかゆみの症状で、皮膚科で受診する人が糸島市内で増えている。 松田ひふ科医院(前原中央)の松田哲男院長によると、ネコノミが屋外で吸血するシーズンは3~11月。昨年はこの間、計208人... -
真夜中のピクニック 仲間と糸島20キロ踏破
「着いたー!」。白み始めた夜明けの空をバックに校門に走り込んだり、仲間と肩を組んでそろってゴールしたり-。糸島市の二丈中学校を発着点に、夜を徹して歩くナイトハイク(ナイトハイク実行委員会主催)が11日から12日にかけて行われ、同中の生... -
【糸島市】伊藤野枝と糸島❺女性解放運動家 没後100年
眼の男 大杉栄のこと 「私達はいつの日死に別れるかしれない、と考える時に、私は心が冷たく凍るような気がします」=1920(大正9)年2月29日書簡。女性解放運動家で文筆家の伊藤野枝がそうつづった相手。その相手とは、ギョロリとした大きな眼... -
ママライターの『糸島で見ぃつけた!』 ―師吉で古くて新しい夏祭り―
若い世代が盛り上げ 8月15日、志摩師吉で4年ぶりの夏祭りが開催される。実行委員を務めるのは、師吉行政区の役員でもある執行(しぎょう)泰宏さん(39)をはじめ有志6人。ほとんどが移住者の20代~40代で、「地域の子どもたちに思い出をつくっ... -
雷山空襲の記憶 風化させない
遺跡保存委員会立ち上げ 「罪のない命が奪われた戦争の悲惨さを後世に伝え、平和を守っていきたい」-。78年前の6月19日、米軍のB29による焼夷(しょうい)弾空襲で「火の雨」が降り注ぎ、8人が犠牲となった雷山空襲。当時の様子を直接記憶にとど... -
昭和の糸島#424
【前原は電話の全自動化へ 昭和36年6月】 前年から工事が進められていた前原電報電話局の建物が前原町役場(現在の糸島市商工会館付近)前に完成間近となった。当時は前原町役場も木造二階建ての時代で、同電報電話局の建物は糸島郡内で初の近代的... -
《糸島新聞連載コラム まち角》
ウクライナのゼレンスキー大統領がフランスのカンヌ映画祭開幕式にオンラインで参加し「独裁者は敗れると確信している」とスピーチしてから1年以上が過ぎた。「独裁者」とはロシアのプーチン大統領のことだが、ウクライナ各地では、侵攻してきたロシア... -
糸島ではぐくんだ平和の遺跡
野見山暁治さんしのぶ ー早良美術館るうゑ館長 東 義人ー 6月26日、テレビと新聞朝刊で文化勲章受章の画家、野見山暁治さんの訃報に接したとき、「遅かった」と残念でたまらない気持ちになった。お詫(わ)びもお礼もしないままの別れが... -
農民の尽くした遺徳しのぶ
宮崎安貞の生誕400年顕彰 ー女原集会所ー 江戸時代前期の農学者で、わが国初の体系的農書「農業全書」を著した宮崎安貞(やすさだ)(1623-1697)の生誕400年顕彰祭が7月24日、福岡市西区の女原集会所で開かれた=写真。宮崎安貞翁...