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続・糸島伝説集50
【野北村・お松の悲運 ②】 鶴太郎は、まだ初々しい丸髷(まるまげ=新妻の髪型)姿の女性と何やら楽しそうに話している。女性は間違いなく若妻である。「あの鶴さまが、いつの間に奥さまを…」とつぶやくと、お松の足はガタガタ震え、顔は真っ青になり、... -
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昭和の糸島 #401
【復元された国境の石標 昭和46年9月】 二丈町鹿家の山中の復元された国境の石標 二丈町鹿家の山中で倒れたままになっていた昔の国境を示す石標が、地元や関係者などからの要望を受けて昭和46年9月、町教育委員会によって復元された。 この石標は、現... -
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東京猫又 糸島放浪記 No.197
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《糸島新聞連載コラム まち角》
開幕はまだ先とはいえ、プロ野球の春季キャンプが始まると、選手たちのシーズン中の活躍を願い、気分が高まる。ましてや、今年は国・地域別対抗戦、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が3月にある。日本代表で気になるのが、やはり米大リーグの... -
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通学用ヘルメット機能性高めモデルチェンジ
糸島市内中学校では、学校で購入する場合の通学用ヘルメットが、来年度からモデルチェンジする。ヘルメットを扱う福岡県教育用品によると、完全に頭を覆う従来のものと比べ、「風が通るようメッシュ部分を設け、やや軽量化。現代のニーズに合わせた形で... -
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球団創立20周年祝う/東風フェニックス
小学生野球チームの東風フェニックス(糸島少年野球連盟所属)が1月29日、創立20周年を記念した式典を、福岡市西区泉の山水荘で開き、歴代の監督やコーチ、卒団生、在団生や保護者らがお祝いに駆け付けた=写真。 東風は、前身の潤フェニックス少年軟... -
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糸島のSDGs再発見/農業、森林保全取材 探検隊が発表会
糸島市の小学生らが、持続可能な開発目標(SDGs)に取り組む人たちを取材し動画にまとめて発信する「いとしまSDGs再発見プロジェクト事業」の成果発表会が1月28日、同市の前原南コミュニティセンターで開かれた。探検隊は自然豊かな糸島で、人々が日々の... -
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続・糸島伝説集49
野北村・お松の悲運 ① 今から百六十年程前、江戸時代が終わろうとしていたころの話である。 博多の石堂川のほとりに「千歳屋」という料亭があった。この料亭には、お松という博多界隈では知らない人がいないほどの美人芸者がいた。 お松は野北村の... -
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【糸島市】東京猫又 糸島放浪記 No.196
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【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
「何のために」。先月開かれた糸島市商工会創立10周年記念式典の後、こう題された講演会があった。講師は三重県の実業家、中村文昭さん(54)。講演は2時間に及んだが、会場に訪れた一人一人の人生を心の底から応援する熱い語り口に、もっと聞いていたい... -
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【糸島市】昭和の糸島 #400
【青果市場の初競り 昭和55年1月】 福岡大同青果前原支店での初競りの様子 正月気分も抜け、糸島地区の食を支える農産物や海産物の市場が本格的に稼働を始めた。 前原町高田の福岡大同青果前原支店(現在のミスターマックス糸島店付近)で昭和55年1月... -
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【糸島市】東京猫又 糸島放浪記 No.195
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【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》
裸体の老人や若者が体よりもはるかに大きなサメを担ぎ、力強い足取りで波打ち際を歩いていく。男たちは命懸けで捕らえた獲物に心を満たし全身に生命力をみなぎらせる。久留米市出身の洋画家、青木繁(1882~1911)の代表作「海の幸」。久留米市美術館で... -
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【糸島市】昭和の糸島 #399
【深江の旱魃試験場跡地は 昭和27年4月】 昭和9年(1934)に糸島を含む九州北部を襲った大干ばつを機に、農林省が深江村に設置していた国立旱魃(かんばつ)試験場は次第に役目を終え、戦後は県に移管されて現在は農業改良事務所の委託採種場となってい... -
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【糸島市】続・糸島伝説集48
【金の茶釜はどこに 長糸本区(下)】 それから時代はずっと過ぎた明治四十五年ごろのことである。どこからともなく村に、六部と呼ばれる行脚僧が訪れて、この祠で一夜の雨露を凌いで眠っていた。すると枕上に気高い地蔵尊の御姿が現れ、「朝日射す、夕...